日本エネルギー会議

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子供用自転車

 大きなパワーを持ったものは危険だ。金正恩の北朝鮮が核や化学兵器を搭載ミサイルを保有したことは、子供が大型バイクに乗って走り出したようなもので、至急乗り手を大人に替えるか、バイクを子供用自転車に変える必要がある。
 日本各地の原発がミサイルの標的となっていると聞くと、せっかく解除後の我が家に戻ろうとしている福島の避難者たちも躊躇してしまう。
 原発も原子炉内に大きなパワーを持つ核燃料があり、核爆弾と違って一気に爆発はせずに、そのパワーを少しづつ電気に変換しているが、冷却が失敗し密閉機能が損なわれ福島第一原発の事故のように放射能を周辺に撒き散らすと住民が避難しなくてはならない。
 原発を運用しているのは電力会社であり、それを規制しているのは国だが、彼らも大きなバワーを持つ原発を運用するにふさわしい能力を十分に持っているかを問われなければならない。
巨大で複雑な装置の運用は巨大な組織でなければ出来ない。
 北朝鮮の核や化学兵器、あるいはミサイルの管理はどのような組織で行われているか不明だが、それなりの組織であるはず。ただ最終的な判断は1人の独裁者に握られている。そこは原発の組織とは大きく違うはずだが、原発の場合も国や電力会社の組織において言論の自由が封じられていたり、謙虚さをうしなったり、丸なげや縦割りの無責任になっている場合は、大きな間違いを起こす。
 民主主義国家である日本では、主権者は国民であり政治家は国民の意思に従い、企業内も風通しがよい民主主義的な運営が行われているとの前提であるが、その建前だけを信じていると危うい。また、同じことが官僚機構にも言える。
 日本は北朝鮮のような国家体制ではないと胸を張っているが、往々にしてそのようなことがまかり通っている。北朝鮮と日米韓の緊張状態の時に国会で延々と森友学園騒動を取り上げるのはいかがかと思うのだが、権力におもねて思いっきり忖度をした官僚がいる国家体制の中枢の実態をかいま見たような気もする。
 意識調査をすると「原発再稼働反対、再生可能エネルギー指向」が多いというのは、国民の多くが我が国には、まだまだ原発という大型バイクを乗りこなせるような体制が確立されておらず、今後もそうなる見通しがないと思っているからではないか。

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