日本エネルギー会議

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続・泥棒に入られました

 富岡町の帰還困難区域内の自宅に泥棒が入ったのがわかったのが4月3日。納戸の小窓のガラスが割られてしまった。当日、窓にシートをテープで貼って応急措置をして避難先に戻ったが、雨風も入るし、再度侵入されても困るので、もう一度富岡町の自宅に一時立ち入りし、本格的な修理をすることにした。
 窓は幅1メートル、高さ1.5メートルで二重ガラス。厚さ1センチの合版と角材をホームセンターで調達。窓を覆うように建物の外壁と内壁にネジクギでしっかりと固定した。これで一応対策としたが、ここをあまり強固にしてしまうと、今度は別の窓をやられる恐れが出てくる。
 現在、帰還困難区域は立ち入りが厳しく制限されていることになっているが、実際は道路がバリケードで封鎖されて、通行できるところには係員が昼間立って出入りのチェックをしているだけ。田畑や林などにも区域の境界が続いているが、そこはまったく防護柵はないため、テレビカメラがないことを確認の上で道路脇のガードレールを跨げば簡単に入れるようになっている。
 林の中はロープも張っているわけではなく、文字通り何も障害となるものはないので、自由に通行が出来る。立ち入り制限といっても、制限をしているのは車両だけで、歩行者についてはフリーになっていることは東京ではあまり知られていない。
 再度の一時立ち入りは内閣府の一時立ち入り受付センター経由で申し込み出来ない日であったため、富岡町役場経由で特別に申請をし、町長名の立ち入り許可証を発行してもらうことにした。町の生活支援課に電話をすると、係は付近一帯が軒並み泥棒に入られていることを知らなかった。
 泥棒の被害は先日、町役場を経由して警察に通報し、その後にも役場に近所も泥棒被害に遭ったと報告しておいた。その際、生活環境課から町内のテレビカメラの設置状況、警察からの依頼による録画の提供などの話を聞いて、担当者に広報誌などで避難している住民への注意喚起をするよう依頼をしたのだが、役場の職員全員には伝わっていなかった。
 行政区の大半の家が泥棒被害に遭ったことは、町では重大ニュースのはず。当然、毎週開催されている町役場内の会議では、真っ先に報告がされ、内容が会議出席者を通じて役場職員全員に伝えられているべきものだ。それによって各課の担当者は自分の仕事をするうえで、どのようなことをしなくてはいけないかを考えなくてはならないからだ。民間企業では考えられないことだが、いかにも仕事が縦割りで、大事な情報が共有出来ていない。臨時の職員も多くなっているのかもしれないが、そうであればなおさら情報共有が大切なはずだ。
 今は富岡町の本庁舎と郡山市やいわき市の分庁舎に分かれているとはいえ、全職員160名程度の小さな組織なのだから情報共有はそれほど難しくないはずだ。大切なことは電子メールで一斉配布も出来る。まだ泥棒被害に気づいていない住民もいるはず。すぐに電話などで確認を取るべきだろう。防犯は警察や消防団の見回り隊の役割と思っていてはだめだ。 

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