日本エネルギー会議

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脱炭素と技術開発分

先進国や中国は脱炭素に向かって舵を切り、日本もそれに追随することを決めたが脱炭素社会をつくるためには多くの技術開発が必要となり、それによってまたとない経済発展の機会が生まれる。どのような分野での技術開発が期待されているのだろうか。

1.エネルギー生産技術
化石燃料を燃やす火力発電に代わって豊富で安価なエネルギーを生産する必要がある。すでに存在する水力発電、原子力発電、太陽光発電、風力発電などを改良すること。他方、火力発電を使い続けた場合も、排ガスの中から二酸化炭素を取り出し貯留し、他に活用する技術。さらに火力発電設備で化石燃料ではなく水素を燃やす発電する技術。これら3つの技術を開発することが求められている。

2.エネルギーの貯蔵と輸送に関する技術
化石燃料におけるタンカーや貯蔵タンクなどに代わるものが求められる。また電力貯蔵のための揚水式水力発電所や蓄電池の改良、それ以外の電力の貯蔵技術、例えば火力発電で燃料として使用する水素の貯蔵と輸送の技術を開発することが求められている。

3.発電以外の分野での二酸化炭素排出をなくす技術
ガソリン車に代わる電気自動車や燃料電池自動車の技術が求められる。ディーゼル車、機械、電車、船舶も電化する必要がある。飛行機についても電動化あるいは水素燃焼を考えなくてはならない。製鉄など製造業においても化石燃料を使わない、あるいは二酸化炭素を排出しないで済む技術を開発することが求められる。

4.大気中の二酸化炭素を捕捉し、貯留するか消滅させるための技術
従来、植林など自然界の力を借りて二酸化炭素を吸着させることが主であったが、これに加えて機械的あるいは化学的に二酸化炭素を捕捉して貯留する、あるいは消滅させる技術を開発することが求められる。

化石燃料を使用しないための新たな技術を開発することは困難な道であり資金もかかるが開発出来れば日本に新しい産業を興すことになる。

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