日本エネルギー会議

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最近の町の様子

先週、一時立ち入りで帰宅したときのこと。浜街道と呼ばれる国道6号線が誰でも通れるようになったためか、常磐道の広野インターから富岡町までの交通量はいままでになく多かった。国道再開と20キロ圏内の除染やインフラ復旧が本格化したことによる工事関係の車両が一気に増加したようだ。

楢葉町に再開したセブンイレブンは、避難区域に最も近いコンビニで6号線ではここより北にはコンビニはなく大盛況。駐車場が満杯で、車が駐車スペース待ちをしているほど。10時すぎにはおにぎりは売り切れで、しかたなく肉饅とサンドイッチを購入した。

福島第二原発の構内にある「毛萱・波倉中継基地」で立ち入り手続きをしたが、係員は個人線量計を配布しようとしない。今回、マイカー帰宅指定日でない日に特別に町にお願いして入域許可証を発行してもらったのだが、係員からは、個人線量計を所持しているかは確認されなかった。このままでは立ち入り中の被ばく線量が不明になってしまい、許可証と同時に送られてきた記録紙に線量を記入出来ないので、こちらから個人線量計の貸与を申し出た。また、従来は入域許可証とともに運転免許証などを提示して、乗車している各人の本人確認をするのだが、今回はそれもなかった。

国道6号の富岡消防署前の交差点を右折して帰還困難区域の我が家に向かった。対策本部に雇われている警備員にゲートを開けてもらい車で入域するのだが、ここでも運転免許証による本人確認はされなかった。国道6号が通行規制していた頃は、警察官が車を停止させ、入域許可証に書いてある車両ナンバーとナンバープレートの照合をしていたが、今回はそれも省略していた。全体として規制が形式的になりつつある感じだ。

富岡町内では計画に基づいて、住民の了承を取った土地で、あちこち除染が行われており、人や車がさかんに動いている。帰還困難区域はまだ除染の計画が示されていないが、それでも主な道路では除染が始まっていた。区域内は防犯防火のパトロールが行われていて、帰宅中も家の前の県道を消防自動車が行き来していた。相変わらず、自宅の周辺は人が帰って草刈や家屋の壊れた瓦の補修をした様子はなく、マイカーが取り残された家々には住民の姿は見えない。既に帰還を諦めたのだろうか。

今回は、東京電力のボランティア3名に来ていただいて、エンジン草刈機で通路と庭の草刈をしてもらい、私は生垣や庭木にからまったツタやクズを取り払う作業をした。これをやっておかないと木がみんなやられてしまうからだ。晴れていたが、夏の頃とちがい暑さはない。刈った草の片付ける場所がないのが困るが、脇に寄せておくことにした。被ばく線量は3時間ほどで4マイクロシーベルト、一昨年から比べれば半分以下だった。

中央にあるマキの木は、伸びた枝を詰めないと庭木としての価値がなくなってしまう。

建物はこの通り健全だ。風通しのために短時間だが網戸にしている。

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