日本エネルギー会議

  • 設立趣旨
  • お問合せ

【インタビュー】原発停止は電力安定供給にリスク 東京工業大学・奈良林直さん(66)

ーー9月に北海道の地震に伴って起きた道内の全域停電(ブラックアウト)は大きな波紋を広げた
「起きたのが厳冬期でなかったのは不幸中の幸いだ。真冬の北海道は特に寒さが厳しい。現在の灯油やガスストーブは電源を必要とする。もしそうしたタイミングで起きていたら、かなりの数の凍死者が出ていたのではないか。道内全域かは別として、2003年の北米大停電のようなリスクを著書などで指摘し続けてきた。北海道では泊原発が停止し、火力発電への依存度が高まっていた」
ーーもし泊原発が稼働していれば、ブラックアウトは回避できたのか
「回避できたと思う。泊原発は1~3号機の総出力が207万キロワットで、今回の震源からも距離がある。全3基もしくは最新鋭の3号機(91.2万キロワット)のみが稼働していたとしても、苫東厚真(とまとうあつま)火力発電所に集中した運用にはならず、需給バランスの崩壊は起きなかったのではないか。原発を止めているリスクが浮き彫りになった」

続きはこちら

  • データベース室
  • エネルギーとは?
  • 世界と日本のエネルギー
  • 原子力の論点
  • 放射線と健康
Facebook Twitter