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エネコン・コラム『“原発ゼロ”の夢ばかりが先行した細川・小泉連合の社団法人設立総会』

脱原発と再生可能エネルギー普及を目指そうと、細川護煕元首相と小泉純一郎元首相が呼び掛けた一般社団法人「自然エネルギー推進会議」の設立総会が5月7日、東京・千代田区の全国町村会館で開催され、約350人が出席した。

今年2月の東京都知事選で脱原発を旗印に出馬、得票数3位に終わった細川氏が代表理事に就任。設立にあたって挨拶に立った同氏は、「体調不良」を理由に、短く知事選の御礼を述べるとともに「政府が、原発再稼働、核燃料サイクルなどを盛り込んだエネルギー基本計画を閣議決定したのはとんでもないこと。再エネをいつまでに、どれだけ導入するかも含まれていない」と政府の姿勢を批判した。

また、同選挙で細川氏を全面支援した小泉氏は「選挙では負けたが、原発ゼロの社会に向かって進むのは素晴らしい。死ぬまで頑張らねば」と怪気炎をあげた。

その後、精神科医の香山リカ氏、慶応大教授の金子勝氏、音楽評論家の湯川れい子氏らによるパネルディスカッションが行われたが、脱原発への想いが先行し、自然エネルギー導入の具体的な方法や実現性などへの言及、原発に替わるエネルギーの代替案に対する議論もなく、エネルギーや原発などの専門家もいない、感情論に終始したディスカッションとの印象はぬぐえなかった。果たして、今後、どのような活動を通じて、日本のエネルギー安全保障や安定供給を確保していこうとしているのか。つぶさに検証をしていく必要があると実感した。

2014.5.13
日本エネルギー会議事務局

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